WAVE宮崎流 足が速くなる方法、速くなるコツ①

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足が速くなる方法、速くなるコツを知りたい人

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速く走る方法、コツを知りたい。とりあえず頑張って走りの練習はしてはいるけれど、どうやって走ればいいんだろう?

速くな走る方法、コツとかあったら教えてください。

といった疑問にお答えします。
 

✓本記事の内容

 

・走りには3つの局面がある。

・今回はスタート加速(局面)

 

 

この記事を書いている私は、宮崎県マスターズ陸上M30クラス、100m.400m県記録保持者であり、陸上指導歴10年ほど。

現在もマスターズ陸上に参加して走っております。

 

 

よく質問のある、足が速くなる方法を教えてください。

速く走ると言っても、ただ足を速く動かせばいいということではありません。

走りには、3つの局面があります。

『スタート加速(局面)』 『中間疾走(局面)』 『減速(局面)』

この3つの局面を理解することが大切です。

 

 

という事で今回は『スタート加速(局面)』について説明していきます。

 

とりあえず走る練習はしているけど、、、果たして速くなってるのか不安な方は、ぜひ記事をご覧ください。

 

※この記事は2分程で読み終わります。

 

 

走りに大切な3つの局面

 

・スタート加速(局面)

 

スタート加速(局面)とは?

・だんだんスピードが上がっていく『スタート、加速(局面)』

運動会の徒競走や100mで言えば、スタート~40mほどになります。

スタートが効率良く走ることが出来ると、後半の減速も抑えることができます。

 

スタート加速(局面)で大切なことは2つ。

 

 

①:1歩1歩しっかり走る

②:前傾姿勢

 

①:1歩1歩しっかり走る

とにかく足を速く動かすことが大切!!

と考える方が多いかと思います。

しかし、それでは効率良くスピードをのせることができません。後半大きく減速するのは目に見えています‥‥‥

 

1番速く動いてる人が速いということではないと思います。。

 

・なぜ、とにかく足を速く動かすことがダメ?
・なぜ、とにかく足を速く動かすことが後半大きく減速するの?

 

とにかく足を速く動かしてたら、速く進んでいるような気がしますよね。しかし、効率良く前には進んでくれません。

こんな経験がある人がいるかと思います。

となりの人より速く動いているのに、となりの人の方が速い‥‥‥

私もよくこの経験をしました。

 

速い人のスタートは焦らず1歩目からしっかり踏み込んでいます。

とにかく足を速く動かいているだけだは、地面に上手く力を伝えることができません。

 

多少スタートの反応が少し遅れてもいいから、1歩1歩をしっかり走る意識が大切です。

よく言われいるのが、

 

空き缶踏み潰す感じ。

 

 

私は、クラブ生に紙コップをキレイに踏み潰すにはどういう動きをしたらいい?

と指導しています。

空き缶よりのイメージしやすいのか、子ども達の反応がいいです。

使用した、いらない紙コップがあれば試してみるといいでしょう。

キレイに踏み潰すの意外と難しいです。

体の真下にないとキレイに潰れてくれません。

 

 

赤〇が真下の時、黄色〇がない時

潰れた時の音が違います。

赤〇のときは『パァ―ン』

黄色〇のときは『グチャ』

 

 

1歩1歩をしっかり地面に力を伝えいくと、無駄な力を使わず効率的に加速できます。

そうすることによって、スタートで力を使いすぎることがなくなり、後半の減速を抑えることができます。。

 

私の体感ですが、スタートが上手くできた時は、足音が聞こえます。

逆に、足音が聞こえないときは、上手く地面に力が伝えられず、足音が聞こえません。

 

 

速いリズムで【タンタンタンタンッ‼】と刻むと窮屈な走りになっていしまうことが多いです。

思い切って大きく走ってみると、窮屈な走りにならず、1歩1歩しっかり地面に力を伝えられます。

速い人で窮屈な走りをしている人は、ほとんどいないと私は思います。

 

 

そして、1歩1歩をしっかり走るためには、腕を大きく使うことも重要になってきます。

腕を大きく使うことで、スタートへのゆとりが生まれます。

慌てず1歩1歩をしっかり地面に力を伝えましょう。

 

 

 

②:前傾姿勢

スタート加速(局面)では、前傾姿勢で走ります。

なぜ前傾をするのか?

【加速するために?】

と考えますが、

 

そうではなく、【加速するから前傾をする】するのです。

 

このことを知っていると、効率の良い加速がイメージしやすいと思います。

 

この事を知ってから、考え方が変わり、私の100mのタイムは11秒36⇨11秒07まで上がりました。

 

 

前傾の角度はスピードの度合いで変わってくると思います。。単に前傾が深ければいいというわけではありません。

 

 

・深い前傾の方がスピードがでるんじゃないの?

 

 

前傾が深い方がスピードが出てるような気がしますよね‥‥

こういう経験をしたことがある人もいるかもしれません。

 

となりの人の前傾、自分より浅いのに、速い‥‥

 

私は、以前、深い前傾をして走っていました。

しかし、全然進んでいませんでした。

 

深い前傾になるのは、一気に加速、スピードが上がる時。

逆に言えば、深い前傾をするなら、一気にスピードを上げないといけないということになります。

 

一気にスピードをあげられるならいいですが、スピードが足りていなければ、ただ体が深く倒れているだけになってしまいます。

無駄な力を使ってしまい、効率の良いスタートにはならず、力をたくさん使ってしまい、後半の力が残っておらず、減速が大きくなってしまう可能性があります。。

 

 

自分のスピードに合った前傾が、効率が良く、少ないエネルギーで加速することができます。

そして、後半の減速を抑える事ができます。

 

肩甲骨から腰が真っ直ぐになる様に走ると、地面に力が伝わり、少ないエネルギーで効率の良く加速できます。

陸上

 

もちろん、前傾姿勢には技術的なところがたくさんありますが、筋力も大きく関わってきます。。

スタートでスピードを上げていくには、瞬発的に大きな力を地面に伝えないといけません。

スタート加速(局面)の精度を高めるには、大腰筋:大腿直筋:内転筋:ハムストリングなどこれ以外にも下半身の筋肉を目的に合わせたトレーニングも必要になってきます。

 

✅本記事のまとめ

 

スピード加速(局面)

①1歩1歩しっかり走る
・空き缶を潰す感じ
・ゆとりをもって慌てず走る

②前傾姿勢
・【加速するから前傾する】
・肩甲骨から腰を真っ直ぐ
・瞬発的に大きな力を地面に伝えるには筋力も関係してくる。

 

 

こんな感じです。

がむしゃらに走るのではなく、どんな走りをするか、イメージ・意識して練習するといいですね。

 

練習を楽しむ!!

 

これが1番大切です。ただやっているだけになってしまったら、練習の質は一気に落ちてしまいます。

重要なのは、『目的をもって練習すること』だと思います。

 

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というわけで今回は以上です。

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